宇宙開発の現状と今後
当カテゴリでは宇宙開発の現状と今後についてご紹介します。
戦争の延長だった宇宙開発
漢民族がすでに使用していたというロケット兵器から始まり、ドイツが発明したV-2号ロケットを経て、その技術と構想は、アメリカとソ連の「冷戦」に吸収されていきます。
通信衛星や人を宇宙に打ち上げるために必要なロケットの技術は、そのまま弾道ミサイルへと受け継がれ、さらにフィードバックされ、「宇宙を飛んでいくミサイル」として進化します。
単純に考えて、敵国にミサイルを飛ばすにしても、普通に飛べば、レーダーに発見されて撃ち落とされてしまい、低く飛ぶには、山や障害物を避けて飛ぶ難易度の高いアルゴリズムが必要になります。
それよりは、何もない宇宙に飛ばしてしまう方が、相手にも気付かれづらく、有利というわけです。
「冷戦」時代の宇宙には、「夢」はなく、「核ミサイルが降ってくるかもしれない」恐怖の空間でした。
当時の軍部では、可能性としてSF映画のような宇宙空間での戦闘も真面目に考慮していた、そんな時代だったのです。
だからこそ、制空権や制海権ならぬ「制宙権」を狙って、開発が激化しました。
しかし、ソ連の崩壊により、その非現実性もあり、その動きはどんどん下火になっていきます。
宇宙に夢を抱いて
その裏には、軍とは無関係な技術者の純粋な探求心だったり、平和利用でビジネスにしようとする動きもあり、それらが現実に繋がっているといっても過言ではありません。
たとえば、GPSはアメリカ軍の技術ですが、今となっては「旅行のお供」として重要な技術になっています。
スパイ衛星の技術は、気象衛星などにも流用がされています。
今後も、宇宙には「夢」がつまっている場所でありますように。