人工衛星の雑学
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通信衛星はSF小説が元ネタ?
通信衛星というアイデアは、SF作家として有名なアーサー・C・クラークが初めて提唱したものとされています。
氏が、1945年の「ワイヤレス・ワールド」誌に書いた「地球外の中継器」と題する記事の中に、
「無線信号を中継するために、人工衛星を静止軌道に配備する方法の基本原理」
が説明されていたんだそうです。
このため、一般に、通信衛星の発明者として紹介されるのは、アーサー・C・クラークということになったようです。
しかし、そんな中でも、技術者たちの気持ちはひとつだったに違いありません。
国の考えとはまったく無縁の、純粋な探求心。
彼らの気持ちがそうさせたのでしょうか、冷戦の時代も終わる頃には、GPS 衛星や、新物質の研究と模索など、生活に密着した「宇宙の平和利用」が発達していきました。
アメリカとロシアの宇宙船が宇宙空間でドッキングを行ったり、協力して国際宇宙ステーションの建設にあたるというニュースは、関係者にとってみれば、それ以上の意味を含むものだったに違いありません。
そして、我らが日本も、技術力の提供などで、とうとう、世界的にも定評があるところにまでいきました。
もちろん、国産人工衛星の打ち上げにも成功し、今では、日本から宇宙パイロットとして参加することも珍しくなくなりました。
今でも、国の都合で宇宙を目指すことはきっとあるでしょうが、現代の宇宙には、少しだけ、子供の頃に思い浮かべた、夢と希望が戻っているに違いありません。
名称に花の名前が多いのは?
「宇宙に咲く一輪の花」なんてイメージが膨らんでしまうのは、筆者が日本人だからでしょうか。
それにしても、何故、花の名前なんでしょう?
それは、初代理事長である島秀雄氏の園芸趣味からきているんだそうです。
放送衛星「ゆり」や、気象衛星「ひまわり」の命名のルーツは、そういうほのぼのとしたところにあったのですね。